使用する関数は=IF([@名前]=””,””,ROW()-2)となります。
=IF([@名前]=””,””,ROW()-2)でやっていること
ここで行っていることは、もし、名前が空欄だったら空欄にする。空欄でなかった場合は、行数-2にするということをしています。
IF関数は判別する際によく使用する関数の一つですので、ぜひ覚えておくと良いです。
ROW関数とIF関数の2つに分けて説明いたします。
ROW関数
ROW関数は、引数として指定された配列の行番号を返します。
Microsoft 参照
例えば=ROW(C1)の場合、1行目なので、「1」になります。
今回の関数のようにROW()(かっこ内にセルを含まない)場合、式を入力してあるセルの行番号の数字が返されます。例:3行目の場合は「3」になります。
この仕組みを利用し、ROW関数の結果に対し、-2 とする事で行番号を自動で取得します。
ROW()-数値は番号を自動で振る際に使われる式になりますので、覚えておくと便利です。
IF関数
IF関数は対象のセルの比較をすることができます。そして比較した結果を真(True)なのか偽(False)で返します。
式は、IF(論理式,値が真だった場合,値が偽だった場合)となります。
論理式には値の有無を判定する式、「[@名前]=””」を入力します。
「””」は空欄を意味しており、IF関数を使用する際、「空欄だった場合」の論理式を使用する場合によく使用します。
値が真だった場合
「名前が空欄だったらNoの部分も非表示にしておく」ということがしたいので、真の部分も「“”」とします。
値が偽だった場合
「名前が空欄ではなかったらNoを表示する」ということをします。
ここでNoを自動で振るROW()-2を入力します。
まとめ
もう一度おさらいになりますが、番号を自動で振るためのポイントは
- 表をテーブル形式にする
- Noに関数を入力する
になります。
ROW()-数値やIF関数で比較し、判定する方法はExcelではよく使用する手法の一つです。
色々な関数を組み合わせる際の参考にもなりますので、ぜひ覚えておくと良いです。
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