今回の記事は日付の引き算がしたい!という方向けの記事になります。
例えば年齢や職歴などを調べるといった時に力を発揮します。
使用する関数はDATEDIF関数を使えば1発で求めることができます。
それではいきましょう。
動画もよろしければご覧ください。
DATEDIF関数の使い方
DATEDIFの構成は
DATEDIF(開始日付,終了日付,単位)
の3つの構成からできています。
単位にはY(期間年数)、M(期間月数)、D(期間日数)、YM(1年間の月数)、MD(1か月の間の日数)、YD(1年間の日数)の6種類のいずれかを計算することが可能です。※MDの使用は不正な結果を出す可能性があるので、使用しない方が良いです。
今回は勤続年数を計算したいので、○○年▽▽カ月(YとYMを使用)という計算をしたいと思います。
手順①:日付の差を出したい、開始日付と終了日付を選択する
DATEDIF(開始日付,終了日付,単位)
の3つの構成からできています。
まず、開始日、終了日指定します。
開始日、終了日は共に必須となっています。
今回、勤続年数を特定するために、日付に+1しています。
理由はDatedifの計算上、2000年1月1日~2000年12月31日とした場合、年の計算は1年とならずに0年となります。
そのため、終了日付を+1日するところがポイントです。
手順②:単位を設定する
単位は以下の6種類あり、一つ選択します。
- Y:期間年数
- M:期間月数
- D:期間日数
- YM:1年間の月数。12か月目に0になります。
- MD:1か月間の日数。末日を過ぎると、0になります。
※不正な結果を出す可能性があるので、使用しない方が良いです。 - YD:1年間の日数。364日(うるう年は365日)を過ぎると、0になります。
手順はこの2つで簡単に日付の引き算ができます。
Y・YM・YDの数値の違いは下記をご覧ください。
単位:Y・YM・YDの数値の違い
開始日:2001年1月1日
終了日:2003年12月1日
を設定した際の数値は下記のようになります。
まとめ
今回のおさらいです。
- 日付の引き算にはDATEDIFを使う
- DATEDIFには開始日、終了日、単位の3つを設定する
- 勤続年数などを計算する場合、終了日に+1する
いかがでしたでしょうか。
ぜひ覚えておいて損はない関数です。
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